バーテンダーゲーム

正月の3日、PCの電源スイッチを押しても起動しませんでした。
前の日の2日は普通に起動して使えていたのに、
何度スイッチを押しても突然反応しなくなりました。

あまつさえ新年明けた矢先、電源ユニットの取替えはやりたくないので、
軽く対処できるところから試していった結果、
電源ケーブルを抜き差ししたら直りました。
肩透かしを食らった感がありますが、壊れてなくてよかったです。

年末年始では、
バーテンダーが主人公のゲームもSteamで買いました。
「VA-11 Hall-A」Leet表記で「ヴァルハラ」と読むこのゲームは、
サイバーパンクな街を舞台としたアドベンチャーゲームで、
ベネズエラにあるインディーデベロッパーの
スケバンゲームス 開発だそう。

街の人々を監視するため、空気中にナノマシンが散布されていたり、
一時期の流行に乗って わが子を義肢化させて同じ格好にさせたり、
人間と同等の人格を持ったアンドロイドがアイドルをやっていたり。
そんな世界を、敢えてPC-98ライクな画面、BGMに落とし込んでいます。

主人公のバーテンダーを通してプレイヤーが出来ることは、とても少なくできています。
店員としてカクテルを作り、客に提供すること。
基本的にこれだけでゲームが進みます。

前述したような街でバーテンなんかやっていると、多種多様な人が店に訪れ、
十人十色な価値観で以って色々な話を聞かせてくれます。
外で銃声のような破裂音が聞こえてきたり、
銀行襲撃など事件も起きたりして治安が悪いことが計り知れますが、
主人公は正義の味方ではなく、バーテンダー。
カクテルを提供する仕事を全うし続けます。

カクテルを作ることが難しいわけでもなく、それ自体には楽しさも少ないものですが、
その、制約ともいえるゲームスタイルだからこそ、
正しくバーテンダーになったかのように、ゲームを楽しむことが出来ます。
購入したときに抱いていた印象が、プレイ後にはいい意味で変わって
とてもいいゲームに思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です